8月に入ると、故人やご先祖様を偲ぶ「お盆」の季節となります。 観音寺では、お盆期間中に各ご家庭へ伺い、仏壇やお墓にてお経をあげる「棚経」を行っております。
とくに「初盆」(故人様が亡くなられて初めて迎えるお盆)は、心を込めた特別なご供養の時です。 ご先祖様とのご縁を大切に、真心を込めてお勤めさせていただきます。
お寺とのご縁がない方、どうぞお気軽にご相談ください。まずはご希望やご不安について、お話をお伺いします。
📅 お盆供養の詳細
- 期間:令和7年(2025年)7月7日〜8月20日 ※日程はご相談のうえ決定いたします
- 場所:仏壇・お墓・お寺などご希望に応じて対応可能です
- お布施の目安 ①初盆法要 :40,000円(塔婆、法話、お困り事相談含む) ②お盆読経(15分以内):5,000円(法話、お困り事相談含む)
供養の形に決まりはありません。 どんな想いも大切にしながら、ご一緒に最善のかたちを探してまいりましょう。
📞ご相談・お申込みは上記の連絡先からお問い合わせください。
皆様とのご縁を心よりお待ちしております。
《お盆の由来》
お盆とは仏教の「盂蘭盆会(うらぼんえ)」に基づいています。これは、釈迦の弟子・目連尊者が、自分の亡き母が餓鬼道(苦しみの世界)に堕ちて苦しんでいるのを知り、どうすれば救えるかを釈迦に尋ねたことから始まります。釈迦は「旧暦7月15日に、多くの僧侶に食事などを施して供養すれば、母も救われる」と教えました。目連はその通りに供養を行い、母を救うことができました。
母が苦しみの世界に落ちたことをサンスクリット語で「ウランバナ」と言います。その言葉が中国にわたり「盂蘭盆」となり、日本に渡り略されて「お盆」となりました。
この教えが元となり、毎年お盆には先祖の霊を迎えて供養する風習が生まれたのです。人々の感謝と祈りがこもった大切な期間ですので是非ともお参り、ご法事をお願いたします。
合 掌