「菩提寺」――聞いたことはありますか? それは、ご家族のお墓があるお寺。法事や葬儀のときにお世話になるお寺のことです。
昔は自然とお寺とのつながりがありました。けれど今は「お寺との付き合いがない」という方も増えています。
ただ、いざ家族が亡くなった時に「菩提寺はどこですか?」と聞かれて、慌てることも少なくありません。だからこそ、今のうちに確認しておくことが安心につながります。
年末の大掃除、新年の準備の時に
- 墓地の掃除・・・お墓はお寺にありますか?
- 年賀状や寒中見舞いを書く前に・・・お寺から年賀状や法要の案内が届いていませんか?
- 仏壇掃除の時に・・・ご先祖様の戒名は、どのお寺の僧侶が授けたものですか?
この3つを見直すだけで、菩提寺が見えてきます。年末の大掃除や家族の記録整理のタイミングに、ぜひ一度チェックしてみてください。
お寺とのつながり
お寺は「信仰の場」であると同時に、「文化や歴史を感じる場」でもあります。 仏像や建築美に触れること。心を落ち着けること。亡き人とのつながりを感じること。
信仰の深さに関わらず、お寺はいつも皆さまの暮らしに寄り添っています。
まとめ
菩提寺は、ご家族の歴史やご先祖様との絆を映す大切な場所です。 「いざ」という時に慌てないために。 そして、日常の中で安心を持つために。
この年末、ほんの少しだけ「菩提寺」に思いを向けてみませんか。