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だるまストーブは手間がかかる

結論から言うと、だるまストーブは“手間がかかるのに、なぜか手放せない暖房器具”です。

昭和の時代から使われてきたストーブで、私のお寺では今も現役です。

■ まずは「苦手な理由」から

① 給油が重い → 腰にくる 本体を運ぶか、ポリタンクを運ぶか。どちらにしても重労働です。

② 着火が怖い → ボタンが壊れると手動で火入れ 奥までライターで火を入れるのは、毎回ヒヤヒヤします。

③ 消した後のにおい → 部屋中に灯油のにおい 消臭機能なんてありません。昭和の香りが全開です。

■ それでも使い続ける理由

実は、だるまストーブには 「暖房以上の価値」 があります。

・薬缶でお湯が沸く ・鍋料理ができる ・徳利を温めれば熱燗に ・餅も焼ける、スルメも炙れる

つまり、“ガスコンロ+暖房”の一台二役。 電気もほとんど使わず、丈夫で長持ち。 部屋もすぐに暖まるので、とてもエコです。

■ 最後に伝えたいこと

お寺は、便利なデジタルの時代でも 「手間の中にある温かさ」 を大切にしています。

永平寺には今も炭の囲炉裏があり、古いエレベーターも現役。 だるまストーブも、その“アナログの良さ”を思い出させてくれる存在です。

手間は不便ではなく、豊かさにつながる。 お寺は、そんな価値を守る場所なのかもしれません。

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